掛川市の注文住宅|上西郷の洋風デザインと30坪3LDKの間取り解説
掛川市上西郷にあります洋風デザインの家の紹介を致します。
この建物は新婚夫婦二人が入居し、新しい生活をスタートさせる目的で建てられました。
外観、サイズ、間取りともに似た属性の方の参考になるはずですので、よくチェックしてみましょう。
掛川市上西郷の住宅の外観デザイン
掛川市上西郷の住宅の外観デザインは、ご夫婦の希望を最大限に叶えたものとなっています。
主に奥様の意向を反映しました。
イメージは南欧風デザインということでした。
南欧風というとS型瓦やクリーム色の塗り壁、アイアンの飾り物などが欠かせません。
しかし全てきちんと取り入れる場合、実現するのにかなりのコストがかかり、当然予算を圧迫してきます。
とはいっても、上記の要素を削ったら南欧風とは言い難く、初期スケッチの段階で非常に中途半端な感じになってしまうことがわかってきました。
そこで、南欧風にこだわるのをやめ、シンプルな切妻屋根の長辺の一部にアクセント屋根を設け、窓の種類や配置を洋風の雰囲気を崩さないよう合わせるという方向に落ち着いたのです。
こうした調整は決して妥協というわけではなく、限られた予算内で最高のものを作っていくための工夫と言えます。
↓デザイン段階の3Dパース
↓完成した姿
南欧風に寄せるのではなく、潔く「別物」にしたことで、シンプルな中に可愛さを感じる外観に。
注文者の考えにもよりますが、今回は最初のイメージへのこだわりよりも、必要な広さや無理のない返済計画を優先されたのです。
結果的に、正解だったと語られていますから、イメージを実現するのに予算の壁にぶつかっていらっしゃる場合は参考にしてみてください。
掛川市上西郷の住宅のサイズと間取り
掛川市上西郷の注文住宅の延べ面積は30坪で、ここ10年ではボリュームゾーンといえるサイズです。
20代〜30代の夫婦に必要な部屋数を満たすうえで、無駄を省いた平面計画にすることで必要十分な面積といえます。
↓1階の間取り
↓2階の間取り
「無駄を省いた平面構成」とは、上の2階の間取り画像のように廊下の面積をできるだけ小さくして、居室面積をできるだけ広く取るために工夫した間取りをいいます。
1階のリビングに関しては廊下をなくし、ひとつの空間を通路と居室兼用に使っているのがわかるでしょうか。
↓キッチンからリビングを通して玄関方向を見た画像
このように、効率的な動線計画を突き詰めると最小の共用部分や兼用室を採用した間取りになります。
つまり、30坪で個室3室と広いLDKを備えた家が多いということは、多くのお宅が効率の良い間取りをしていると言えそうですね。
掛川市上西郷の住宅のコンセプト
建物の設計というのは、コンセプトをまず考えて、それを実現する作業になります。
この掛川市上西郷の注文住宅の場合、日中明るいリビングで気持ちよく過ごしたいというもの。
「奥様に気持ちよく過ごしてもらいたいとい」う旦那様の優しさと言い換えることもできそうですね。
このお家の立つ土地は西側道路ですが、南北に長いため南側を庭として広く取れました。
そのため1階の居間に大きな窓を設け、太陽の光を豊富に取り入れることができたのです。
しかし、明るい開口部の横に幅広めの壁があると逆光部分が大きくなり、かえって暗さを感じることも。
実はこの建物、建て方完了後に実は上げ下げ窓をひとつ追加しています。
上で紹介していますが、3Dパース図よりも完成図のほうが上げ下げ窓が一つ多いですよね。
↓リビング南面の画像
構造耐力上追加不可能な場合もありますが、可能な場合は予算が許せばこうした変更は積極的にでもしたほうが良いでしょう。
とっさの判断でしたが、この変更を採用できてよかったと思います。
むしろ、このおかげで当初のコンセプトを実現できたといえるのではないでしょうか。
ということで、今回は掛川市上西郷の注文住宅の紹介でした。
20代後半夫婦の新居として、幸せを育む手伝いをしていってほしいです。
もし、叶えたいコンセプトがあるけど、なかなか良い図面ができない、作ってもらえないという場合は、あなたの居住予定地域が静岡県内の場合にはリアリゼにご相談してみてはいかがでしょうか。
今回紹介させていただいたお家のように、希望をいろんな角度から実現させるために寄り添って考えます。
予算内に抑えながらも、納得の行く家造りのためにぜひお問い合わせください。