ここでは静岡県藤枝市高柳の注文住宅を紹介致します。
内装、つまり家の内部の壁仕上げに、外壁材を使ってみたいとお思いでしょうか?
レンガを室内に使うことはあっても、「窯業系サイディング」を使ったというケースはあまり聞きません。
今回は、まさに窯業系サイディングを室内の仕上げ材料として使った事例になります。
また、キッチンは周りをぐるっと回れる「アイランドキッチン」を採用。
フルサイズのアイランドキッチンを設置する場合に、どれくらいのスペースが必要か悩まれるケースもありますので、その場合はこの記事で確認してみてください。
さっそく見ていきましょう。
高柳の注文住宅の外観
静岡県藤枝市高柳の注文樹歌うの外観は、黒を基調としたシンプルなデザインです。
3階のように見える部分は、小屋裏収納庫になっています。
外観のポイントは2階の右寄りにある四角いくぼみ。
全体をキューブ状にしてこの部分のみ凹ませる考えは注文者であるご主人発でした。
正面からの見た目は四角ですが、実際には片流れ屋根のため角度を変えれば印象はガラッと変わります。
こちらは裏側からみた姿です。
高柳の注文住宅の内装に外壁材を使用
藤枝市高柳の注文住宅の内装を見ていきます。
全体的に白をベースにアクセントとして色柄物を使用する形です。
特筆すべきはリビングのテレビを配置する壁面の仕上げ材料です。
↓奥の茶色っぽい壁ですね。
↓クローズアップした画像はこちら。
これはビニールクロスではなく、窯業系サイディングを張っています。
窯業系サイディングは、セメントとパルプを組み合わせて作られていて、主に外壁に使われる建材です。
石を張っていく仕上げよりも低コストですが、凹凸があるので迫力があります。
これまで内装に使ったことはありませんでしたが、実際に施工されたのは見栄えがよく、有効だなと感じました。
リビング等の目を引く部分のアクセントとしていかがでしょうか?
高柳の注文住宅の間取り
藤枝市高柳の注文住宅の間取りを確認してみます。
ポイントは1階のアイランドキッチンと2階の例の「くぼみ」部分ですね。
↓1階の間取り
1階のアイランドキッチンの部分を見てみましょう。
アイランドキッチンはいわゆる2550サイズです。
これは一般的な住宅に設置されるキッチンとしてはフルサイズといえます。
このサイズのアイランドキッチンを世知したい場合、部屋の長手方向の寸法は2間(3,640mm)では足りません。
2.5間(4,550mm)あったほうが良いでしょう。
敷地がシビアな場合でも、少なくとも3,900mm(13尺)あるように計画したほうが良いです。
↓2階の間取り
2階は、廊下の面積ができる限り小さくなるように計画しますが、今回は割と大きめです。
この理由は、居室を通らずにバルコニーに出られるようにしたいという強い要望があったためでした。
個室を作るケースが多いと思いますが、このように子供室を複数作るのではなく、大きいスペースを一緒に使い、必要になればゆくゆく壁を新設するというのもアリです。
ポイントとなる「くぼみ」は、左上にある1階の下屋根部分です。
このくぼみは外観のポイントであることに加え、予算上の都合もありました。
一般的な建築会社の場合はトータルの建築コストに利益を乗せる計算で価格が決まるため、総二階プランに比べてそれほど差がつきにくいです。
しかし面積に応じた単価で客出し価格が決まる業者の場合は、このような減築が有効になります。
↓小屋裏の間取り
小屋裏部分は正面から見ると3階建てのように見えますが、天井高が1.4m以下になっているため居室ではありません。
面積は2階の計画に応じて非常に広く取れることも多いものの、リアリゼでは面積によらず一定額の追加で設置可能です。
ということで、今回は静岡県藤枝市高柳の注文住宅の紹介を致しました。
内装に芸壁材である窯業系サイディングを使用した部分、アイランドキッチン、外観上のポイントや減築のための「くぼみ」など、参考になる部分が多い事例でしたね。
静岡県中部地域で住宅事業を展開しているリアリゼでは、一見難しいと思われるようなアイデアでも、可能な限り実現していくスタンスです。
もしマイホームを作る上で取り入れたいアイデアを書き留めていましたら、リアリゼにお持ちになり実現の相談をされてみてはどうでしょうか?