上棟式の費用は?弁当やお菓子と餅まきの準備は必須?施主挨拶の文例や雨の場合の対策も

上棟式のさ飾りの画像

上棟式は家の建築の際に行う祭祀です。

その内容や地域によって費用が大きく変わるといいますが、いったいいくらかかるんでしょうか?

そして、家の上棟式当日のお昼や休憩時には、職人さんの弁当やお菓子を用意するとも言われています。

餅まきについても、誰が準備してどうやってまくんでしょうか。

この記事ではこうした事柄を確認していきます。

また、上棟式での施主挨拶の文例についても触れました。

上棟式とは?

上棟式とは、棟を上げるときの祭祀のことです。

棟とは「棟木」ともいい、屋根の下図の部分のことを言います。

切妻屋根の棟のイラスト画像

切妻屋根や入母屋、寄棟屋根の一番上の尖ったところですね。

ただし、棟木のない構造の家もあります。

片流れ屋根や陸屋根、方形屋根などは棟がありません。

棟木が無いからといって、上棟式と言わないということはなく、どんな屋根構造の家でも、上棟式と言います。

ちなみに、家の骨組み工事を「上棟」といいますが、色んな言い方があります。

  • 上棟(じょうとう)
  • 建て方(たてかた)
  • 建前(たてまえ)
  • 棟上げ(むねあげ)
  • 建舞(たてまい)

静岡の中部地域では「上棟」と「建て方」が一般的ですね。

上棟式のタイミングはいつ?

上棟式は「上棟(建て方工事)」当日の工事終了後に行うのが一般的です。

17:00くらいからになることが多いです。

上棟とは、土台の上に柱と梁の架構(骨組み)を組み上げていく工事のことで、建て方ともいいます。

屋根形状によっては「棟」が無いこともありますが、意味合いとしては、家のいちばん重要な構造体が完成したお祝いというところですので、棟木のありなしはさして重要ではないんです。

上棟に数日かかる場合は、ルーフィング工事が完了の日に行います。

ルーフィングとは、屋根板金の下に敷く防水シートです。

一般的には「アスファルト・ルーフィング」を使いますが、最近は夏の暑さ対策としてフクビ・遮熱エアテックス等の屋根用「遮熱防水シート」が使われることも多くなってきています。

遮熱エアテックスR|フクビ

上棟式の別名や依頼先と行う場所

上棟式は地域によって建前(たてまえ・たてまい)とも呼ばれます。

「式」と言っても大げさな催し物ではなく、工務店の担当者とその上司、施主と家族のみで行うことが多いです。

地域によっては二階からお餅を撒いたり職人たちに食事を振る舞ったりしましたが、最近は簡単な儀式(二礼二拍手一礼)のみで済ませるシンプルなものが多くなりました。

上棟式をシンプルに行う画像

特別なこだわりがなければ、住宅会社にまかせてしまいましょう。

また、近頃は上棟式を行わないことも多いですね。

上棟式を行う場所ですが、通常は組み上がった2階の床で行います、

しかし、様々な理由で2階にはしごで上がるのが大変な場合は、1階で行うこともあります。

雨の場合はどうする?

雨天で城東(建て方工事)が延期になることもあります。

その際は上棟式も延期するのが一般的ですが、その日しか都合がつかない場合は、柱を1本だけ建てて雨の中で上棟式を行うこともありますよ。

当然、その場合にはテントなどを用意してできるだけ濡れないようにするべきですが。

上棟式の内容や流れと所要時間

一般的な上棟式の内容は以下のとおりです。

  • 全員で二礼二拍手一礼
  • 御洗米にお神酒を掛ける
  • 住宅会社代表者の挨拶
  • 施主挨拶
  • 建物四隅に御洗米・塩・お神酒を掛ける
  • 全員で二礼二拍手一礼

所要時間は20~30分程度です。

施主挨拶の文例

上棟式を行う場合、施主からの挨拶をするのが一般的です。

あらかじめ文章を考えておくと良いですね。

文例を紹介します。

こんにちは。

本日は○○会社さんはじめ、工事関係者の方々のご協力のおかげで、無事に上棟を迎えることができました。

誠にありがとうございます。

骨組みが出来上がって、あまりの大きさに驚くばかりです。

完成が楽しみで仕方ありません。

今後、工事に関しては安全第一で、お怪我などされないようお願い申し上げます。

本日は不慣れなことから、ご迷惑があったかと存じますが、何卒ご容赦ください。

それでは甚だ簡単ではありますが、施主挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

 

こんな感じでOKですが、もっとオリジナリティを出して、参加者の心に残るような挨拶をしていただいても良いかと思います。

上棟式の費用と祝儀の金額

上棟式では、住宅会社の人や大工さん等の職人をねぎらう意味で、ご祝儀を渡すのが一般的です。

あらかじめ住宅会社に上棟式の参加人数を聞いておきましょう。

ご祝儀をいくら包んだら良いか不安に思う方が多いようです。

あくまで気持ちというこで、決まった金額はないですが、職人等の参加人数によって決めるのが良いと思います。

例えば、

  • 10人以内=5,000~10,000円/人
  • 10人超=3,000~5,000円/人

などですね。

渡すタイミングは上棟式が終わった後が適当です。

上棟式に使用する「上棟飾り」やお酒等は住宅会社が用意してくれます。

施主は塩と御洗米(といで乾かしたお米)を用意するのが一般的ですよ。

塩も御洗米もお茶碗一杯分程度でOKです。

上棟式の弁当やお菓子はどうする?

上棟式をやる場合、当日のお昼は職人のお昼ごはんのお弁当を用意するのが一般的です。

弁当は豪華なものである必要はなく、カツ丼などの出前でも良いですし、普通の幕の内弁当を買ってきてもOKです。

さらに、10:00と15:00の休憩時にお茶とお菓子を用意しておくと、職人さん達に喜ばれます。

お菓子はポテトチップス等の大きい袋のものではなく、「バカウケ」「ハッピーターン」等のような、小分けになったものが適してますね。

いつもは愛妻弁当を持ってくる大工さんも、上棟式がある日には持って来ないので、上棟式があるけど弁当は用意しない場合には、あらかじめその旨を住宅会社の担当者に伝えましょう。

ただし、上棟式をやらない場合には弁当を気にする必要はないです。

上棟式で餅まきはするの?

上棟式で餅まきをする習慣は、静岡ですと一部で残っているのみで、最近はあまり行われていません。

私が関わった餅まきは、2015年10月に行われたのが最後ですね。

餅まきをする場合、2ヶ月くらい前にお持ちの予約をする必要がありますし、まく量にもよりますが、餅代だけでも数十万円かかるんです。

建て方が完了した家の2階部分から庭に向かって投げるのが一般的ですが、大工さんに餅投げ用の「舞台」を作ってもらうなど準備も必要になります。

また、当日は餅を拾う人が大勢来ますので、混雑した場合の対応もしなくてはなりませんね。

静岡県西部地域では、餅まき情報を聞きつけて遠くまで出向く人も多いようです。

実際に、施主の方も知らない人が何人も来ていました。

餅まきをやったほうが良いかどうかですが、正直こだわりがなければやらなくて良いと思います。

すごくお金がかかりますし、大変ですので。

上棟式の費用まとめ

上棟式の費用を確認してみます。

  • 参加人数
    お昼10人、上棟式=5人の場合
  • 祝儀
    25,000円(5,000円/1人の場合)
  • 弁当
    15,000円程度
  • お菓子・飲み物
    6,000円程度
  • 合計 46,000円

これに、餅まきが加わると、プラス数十万円となります。


ということで、今回は上棟式についてでした。

上棟式をやる場合とやらない場合の割合は、6:4くらいでしょうか。

地鎮祭よりはやらないことが多くなっている印象です。

上棟式を行う場合は、当日にいる職人さんや関係者の人数を住宅会社の担当者に聞いておくようにしましょう。

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