2019年現在、住宅ローン審査に落ちてしまう方が多くなっています。
これまでローンの審査に落ちるなんて考えたこともない場合でも、いざ住宅ローンを検討する段階になると不安になるのは一般的です。
金融機関はあなたの個人信用情報を調べて、住宅ローンを組んで問題なく返済できるかどうかを調べます。
個人信用情報は指定信用情報機関に開示申請することで、自分でも確認することが出来るんですよ。
今回は住宅ローン審査前に個人信用情報を請求して、クレジットカード返済履歴に滞納や返済遅れ等の事故情報があるかどうかを調べる方法を紹介致します。
1.個人信用情報とは?
個人信用情報とは、あなたが過去5年間で使ったクレジットカードやカードローン等の返済履歴です。
銀行等の金融機関は、あなたが住宅ローンを返済していける人かどうかを、過去の借り入れの返済履歴を見て判断します。
もし住宅ローン審査の際に滞納や返済遅れ等の問題が見つかれば、審査に通らない可能性が高いです。
もし返済状況に不安がある場合は、家を建てるための準備に費やした労力や時間が無駄になってしまうおそれがあるので、早い段階で調べておくと良いでしょう。
返済履歴に問題なければ安心して住宅ローン審査を受けることができます。
2.クレジットカードやカードローンの滞納(延滞)履歴を調べる方法
信用情報を見ることが出来るのは、
- CIC(株式会社シー・アイ・シー)
- JICC(株式会社日本情報信用機構)
- KSC(一般社団法人全国銀行個人信用情報センター)
の三社です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
①CIC(株式会社シー・アイ・シー)
CICには主にクレジットカードや信販系のカードローン・キャッシングの履歴が管理されています。
パソコン・スマホからの開示請求手順は以下の通りです。
https://www.cic.co.jp/mydata/sp/index.html
上のリンクからネット(パソコン・スマホ)による請求が可能です。
サイトの案内に沿ってご申請ください。
オンラインで完了しますが、多少時間がかかります。
開示は手続きが完了すればその場で見ることが可能です。
可能でしたらプリントアウトしてください。
手数料が1000円かかり、支払い方法はクレジットカード一括のみです。
②JICC(株式会社日本情報信用機構)
JICCでは主に消費者金融系の借り入れ情報や携帯電話キャリアの機種代金分割払いの情報が管領されています。
(1)スマホアプリ
(2)郵送(パソコン入力・手書き)
で請求することができます。
(1)スマホアプリで開示請求する方法
スマホからの開示請求方法は以下の通りです。
https://www.jicc.co.jp/kaiji/procedure/mobile/index.html
上のリンクページにスマホアプリの案内があるのでダウンロードします。
ページの案内に沿って開示請求してください。
開示は郵送で行われ、数日で指定住所に報告書が届きます。
手数料が1000円かかり、支払い方法は
- クレジットカード一括
- コンビニ支払い
- ネットバンキング振込
- ATM振込
が選べます。
(2)郵送請求する方法
パソコンからフォームに入力したものを、プリントアウトして郵送請求することも可能です。
https://www.jicc.co.jp/kaiji/procedure/mail-person/index.html
こちらのリンクから「開示申込書作成フォーム」をクリックして、必要事項を入力、プリントアウトして郵送します。
手書き用の用紙をプリントすることも可能です。
手数料1,000円の支払い方法については、郵送の場合は
- クレジットーカード(一括のみ)
- 定額小為替証書
での支払いが選べます。
必要書類は以下の通りです。
- 1点でOKな書類(コピーでOK)
・運転免許証(表裏両面)
・パスポート(写真掲載ページと住所ページ)
・写真付き住基カード
・マイナンバーカード(表のみ)
・在留カードまたは特別永住者証明書(表裏両面)
・各種障害者手帳(氏名・生年月日・住所欄) - 2点必要な書類(コピーでOK)
・各種保険証(氏名・生年月日・住所欄)
・各種年金手帳(氏名・生年月日・住所欄)
・住民票(発行3ヶ月以内・本籍地個人番号なし)
・印鑑証明書(発行3ヶ月以内)
・戸籍謄本または抄本(発行3ヶ月以内)
③KSC(一般社団法人全国銀行個人信用情報センター)
KSCでは主に銀行系のローン情報が管理されています。
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/
申請方法は郵送のみとなっており、上のリンクページからフォームをダウンロードして記入し郵送します。
開示も郵送で行われ、申請から開示までの期間は1週間〜2週間です。
手数料は定額小為替証書をゆうちょ銀行で購入して申請書に同封します。
- 開示手数料1000円(定額小為替証書・申請書に同封)
- 定額小為替証書発行手数料100円程度
- 切手代
- 本人確認書類コピー代
がかかります。
3.返済履歴に滞納(延滞)があった場合は?
お借入の返済履歴に滞納(延滞)が見つかったらどうしたらよいでしょうか?
金融機関によりますが、支払い遅れを示す「A」の表示が一つだけの場合は確実に住宅ローン審査に落ちるとは言い切れません。
しかし、「A」が複数ある場合は審査に通らない可能性が高いです。
静岡県中部地域にお住まいの場合は、個別にリアリゼに相談することで対策できます。
これまで多くの方が滞納や返済遅れがある状態でリアリゼに相談して家を建てることができました。
対策をしない場合、何年も建築を遅らせたり、ひどい場合にはずっと家を建てられないケースもあります。
もうダメだと考える前に一度お立ち寄り下さい。
もし、対策せずに家を建てるのがずっと先になってしまったとしても、悲観しないようにしましょう。
家づくりは手持ちのお金が多いほうがゆとりある計画が立てやすいですし、より良い家を建てようと勉強したりしていると、3年はあっという間に過ぎてしまいます。
しばらくは何か別のことに没頭するようにするなど、前向きに捉えて長い目で家を建てる夢を追いかけるようにしてください。
以上、今回は個人信用情報を開示請求して滞納(延滞)履歴を調べる方法を紹介致しました。
家を建てようと思うまで、住宅ローンの審査に落ちるかもしれないなんて考えたことはなかったのに、いざとなると非常に不安になるものです。
住宅ローン審査申込者本人のクレジットカードの滞納(延滞)以外にも審査に通らない理由があるので以?
と不安な場合は、下の記事も参考になります。
住宅ローン審査に通らない理由|借金や病気が原因?勤続年数不足の対策もあなたの家づくりの助けになれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。