住宅ローンの変動金利の今後の予想方法|短プラを今すぐ確認する方法

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住宅ローンには大きく分けて

  • 固定金利型
  • 変動金利型

の二種類があります。

固定金利型住宅ローンは「フラット35」に代表される全期間固定金利の住宅ローンのことで、変動金利は3年固定や5年固定といった「固定期間選択型」を含むすべての住宅ローン商品のことです。

この記事では、変動金利型住宅ローンが今後どうなっていくのか?ということについて触れています。

その前にまず固定金利型住宅ローン「フラット35」について触れます。

1.固定金利型住宅ローン「フラット35」の金利は今後どうなる?

フラット35の金利は今後どうなるでしょうか?

フラット35は現在、優遇を外した変動金利よりも低い状態です。

一度実行されれば市場の金利に影響を受けないため非常に安全な住宅ローンだと言えますし、現在変動よりも低いのであれば選ばない手はないと言えそうですね。

2016年2月に行われた日本銀行によるマイナス金利実行の影響で、フラット35の金利に影響すると言われる「進発10年物長期国債」の利回りも0%を下回っている時期がありました。

その頃のフラットの金利は2019年今現在よりも低くなっていたんです。

フラット35の金利予想方法はこちらの記事が参考になります。
flat35-yosou-shikumi-agaruフラット35の金利予想の方法は?分かりやすい証券化の仕組みと金利が上がるケースについても

では、変動金利はどうでしょうか。

2.変動金利型住宅ローンの金利は今後予想できるのか?

住宅ローンの変動金利は「短期プライムレート(短プラ)」の動きに連動していると言われています。

短プラとは何かと言うと、金融機関が企業向けに1年以内の返済期間でお金を貸す時の金利です。

銀行によって違うんですね。

日銀の公式サイトでは、国内の金融機関の短プラを調査して、

  • 最低金利=最も低い金利
  • 最高金利=最も高い金利
  • 最頻金利=最多適用金利

をまとめて載せているので、今その場で見ることができます。

【参考】
長・短期プライムレート(主要行)の推移|日本銀行

つまり、短プラが上がれば変動金利も上がると考えられそうです。

しかし一部の銀行は、短プラではなく住宅ローンに別の基準を採用しているようです。

ソニー銀行は資金の調達コストを考慮して金利を設定しています。

今後上がるのか下がるのか予想をする場合は、利用する金融機関に問い合わせて、金利算出の基準は何を元にしているのかを聞いてみると良いですね。

いずれにしても、長期的な金利予想は不可能です。

変動金利は銀行によって大きな優遇をして金利を表示します。

その優遇が適用されるかどうかは本審査をしてみないと分からないのが一般的です。

銀行によっては審査で優遇を得られない場合には、フラットに切り替えるという方法もありますので、相談してみて下さい。

mortgage-loan-kinri-suii-header住宅ローンの金利推移2020年最新版|変動金利とフラット35をグラフで比較してみるflat35-yosou-shikumi-agaruフラット35の金利予想の方法は?分かりやすい証券化の仕組みと金利が上がるケースについても

以上、今回は住宅ローンの変動金利の今後の予想方法でした。

  • 銀行に金利算出基準を聞く
  • 短プラを見て確認

というのが基本ですね。

「いつ家を建てるか?」を金利の上がり下がりで決めようとすると、いつまで経っても踏み切れません。

当社リアリゼの場合は現在、全国再低金利で提案できるフラット35のお申込みが大多数となっています。

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家づくりの最初の打ち合わせから完成までは、6ヶ月程度かかりますので、その間はフラット35であっても適用金利は読めません。

しかし家が完成して一旦金利が確定すると、返済し終わるまで変わらないんです。

フラット35は返済計画が立てやすいですよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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